家づくり
Case. 16リノベーション
土地のご紹介-
この家のリノベーションは、
暮らしのイメージから始まりました。
・犬と過ごす庭。
・キャンプ用品を収納する場所。
・玄関から見える山の緑。
ご家族のライフスタイルをもとに、住まいのかたちを一つひとつ整えていきました。
素材や空間のバランスにもこだわりながら、古建具や鉄骨フレームを活かした、個性のある住まいへと生まれ変わりました。
建築家・施工会社とつなぐ-
■山の景色を感じる住まい
ご家族の希望のひとつは、山の景色を感じながら暮らすこと。
ただし、山の中の一軒家ではなく、生活の便利さも大切にしたいという想いがありました。
そこで出会ったのが、ニュータウンの端、山際にあるこの立地です。
街の便利さがありながら、背後には自然の山の風景が広がる環境。
この立地を活かすため、玄関から山の緑が見えるよう視線の抜けを意識した設計を取り入れました。
室内にいながら自然を感じられる、心地よい空間になっています。
リノベーションCase. 16
犬とキャンプと山の景色。暮らしから生まれたリノベーション
■犬と暮らすための庭
この住まいには、2匹のワンちゃんがいます。
そのため、庭づくりにもこだわりました。
もともとの庭には切り株や雑草が多く、地面も凸凹の状態でした。
まず重機を入れて抜根し、庭全体を整地。
当初は人工芝も検討しましたが、「犬が毎日走る庭だからこそ自然のものを」という考えから、天然芝を採用しました。
完成した庭は、犬たちが自由に走り回れる小さなドッグランのような空間になりました。
■犬を洗える造作洗面台
散歩後の足洗いができるよう、洗面スペースも特別に設計しています。
既製品では条件を満たすものがなかったため、造作の洗面台を製作しました。
犬が入れる大きさのシンクと、使いやすいシャワー水栓を設置。
さらに水はね対策として、シンク周囲には約30cmの立ち上がりを設けています。
見た目だけでなく、暮らし方に合わせてつくること。
それが造作の魅力です。
■キャンプ用品のための収納
ご家族はキャンプが大好きで、多くのアウトドア用品をお持ちでした。
そこで玄関横に大きなウォークインクローゼットを設置。
キャンプ用品は屋外で使うものが多いため、玄関からすぐ収納できる動線にしています。
日常の収納としても使える、実用的なスペースになりました。
■古建具を活かした室内ドア
室内の建具にもこだわりました。
床にはアカシアの無垢フローリング(うづくり加工)を採用し、木の温もりを感じる空間にしています。
そのため既製品の建具では雰囲気が合わないと感じ、古材店で見つけた古建具を採用しました。
建具枠はそれに合わせて造作。
結果として、この建具がリビング空間のアクセントとなり、住まい全体の雰囲気を引き締めています。
■想定外の柱をデザインに
この建物は築35年の軽量鉄骨造です。
解体を進める中で、図面にはない鉄骨フレームの柱が現れました。
構造上撤去することはできず、間取りを何度も見直すことに。
そこで発想を変え、柱を隠すのではなく空間のアクセントとして見せるデザインにしました。
黒く仕上げた鉄骨フレームは、いまではこの家の象徴のひとつになっています。
犬と過ごす庭やキャンプ用品の収納、玄関から見える山の景色など、ご家族の暮らし方に寄り添いながら整えたリノベーション事例となりました。
設計:HIRO建築設計事務所
施工:株式会社HIRO不動産


















