家づくり

Case. 02リノベーション

土地のご紹介

オフィスを兼ねた住宅を探す。
販売する商品が保管できる倉庫など、大きな空間が利用できる不動産を探していた。
いろいろ検索していると、「HIRO不動産」のある物件情報に目が留まった。
そのページには、物件詳細が図面で紹介されていたので、建物の大きさなどのボリューム感が手に取るようにわかった。
建物には地下スペースがあり、商品在庫を保管する上で利用ができそう。
前面道路が比較的大通りに面しているので、商品の配送がしやすい。
敷地面積も広く、スタッフたちの駐車スペースも確保できそうだ。
さっそく室内見学を依頼した。

建築家・施工会社とつなぐ

当該不動産について
老夫婦が居住中で、腰を悪くして思うように身体が動かず、荷物の片付けができないまま暮していたそうで、室内にものが山積していた。
室内を見たとき
荷物が多すぎて…。果たして事務所として成立するのか、全く想像ができなくなりました。
半信半疑の中、不安材料を払拭すべく「HIRO不動産」から建築家を紹介してもらい、打ち合わせを進めることとなった。
予算を含め要望を伝えながらどこまでできるのだろうか…。
ただ建築家とやりとりするうちに、この不動産が持っている魅力やポテンシャルを理解することができ、購入契約に至った。
次の打ち合わせには、要望が盛り込まれた図面ができあがっており、驚いたことに建築模型まで用意されていて、素人の自分にもわかりやすく、完成後のイメージが膨らんだ

リノベーションCase. 02

減面により大空間をつくる 川西市リノベーション

いよいよ、工事開始
残置物の撤去・内装の解体
内装は大部分を解体、木造住宅の柱や梁があらわとなるスケルトン状態に。
今まで隠れていた部分が見えることで、柱や梁のかけ具合から痛んでいる箇所の有無が判明していく。
そのたびに、建築家と工事監督を交えて打ち合わせをし、計画の変更・修正が加えられた。
工事内容
2階の一部分を取り払い、吹き抜けにすることで、事務所スペースを開放感あふれる空間とした。
残りの2階スペースは、なるべく費用をかけずに広い空間を優先して確保。
地下スペースは、余計な吊り天井などを省き、商品を最大限備蓄できるように。
また商品の運搬効率を高めるため、既存の階段を撤去し、荷物運搬用スロープを備えた階段を新たに造作した

リノベーション工事を終えて
パースや建築模型を眺めながら工事の完成が楽しみな反面、本当に思い通りになるのか不安でした。室内見学のときの山積みになった荷物を見ているのですから…。
ただこうしてリノベーション工事を終えた建物を実際に見て、当初からは想像もできないほどの様変わりに驚きを隠せません。
心機一転、この素敵なオフィスで、スタッフたちと仕事ができる日が待ち遠しいですね。

施工:㈱吉川建設
設計協力:HIRO建築設計事務所
撮影:熊木 徹
不動産コンサルタント:HIRO不動産